生徒を叱るときの留意点
1 人は叱っているとき、叱る側は
ドーパミンが出ているため、
心を痛めていたり、腹が立っているようで
実は少し気持ち良くなる成分が脳内で
分泌されている。
そのため叱る側は話が長くなる傾向に
ある。一方で聞く側はその逆なので
生徒が聞く耳を持てる時間内に収める。
2 正しいことを教えるときに、逃げ場を用意
してあげる必要がある相手か否か見定める。
※正義は必要以上に振りかざさない。
どんなにその指摘が「正しいこと」で
あっても、逃げ場なく、完膚(かんぷ)
なきまでに叩きのめされると、人は
受け入れることができず、感情は憎しみ
に変わる。人は親しければ親しいほど、
過ちを見逃すことができずに、とことん
追求し、逃げ場を作らずに攻め立てて
しまうもの。
⇒大事なのは、どのタイミングで
「次回からは気をつけよう」と
許しを与えるか。
叱るときには気持ちに余裕を持ちましょう。