生徒指導におけるこだわり
「皆さんはコンビニでアイスコーヒーを
頼んだとき、下の写真のように渡されて
何か、嫌な気持ちになりますか?」
私はこのように渡してくれた店員さんが
現れて以降、蓋をしてくれない店員さんが
気になるようになってしまいました。
道中にゴミが入らないようあえてストローの
蓋の部分のみカバーを外さないという配慮。
人はこだわりを持って初めて、現状を疑問視
できるようになる。
自分が育てた生徒はこうなって欲しいという『こだわり』をどう形作っていけば良いのか
イメージが湧いていますか?
例)
人から物を受けとるときは両手を差し出し、
渡してくださる相手に対して敬意を表すべきというこだわり
↓
片手で受け取る生徒がクラスにいたら・・・
↓
「しっかり両手で受け取る習慣を身につけられると良いですね。」とすかさず発信ができる。
こだわりが薄いと…(口だけの担任だと…)
例)大事な相談や報告は、対面で行う、
対面が難しければ電話連絡を行うようにと
担任が発信
↓
欠席や遅刻の連絡を生徒がメールでして
くるような乱れが発生
↓
元を正せば、担任のHRの事前準備が甘く、
そもそも担任が大事な情報をよく生徒に
メールで発信してくる。
↓
自分の意識が甘いので、生徒に徹底させ
られない。
どんなこだわりを持てると良いか今後
ご紹介していきます。
#担任 #こだわり #教育の翻訳家 #正道
結果を出せなかったクラスに贈るホームルーム
検定試験に頑張っていたのに落ちてしまった生徒、行事に一生懸命練習して臨んだのに結果に繋がらなかったクラス、学校休みがちな生徒の方がテストの点数が良く、毎日来てた生徒の方が悪かったときなど、万能な言葉なのでおススメです。
「努力せずに 結果が出ないと
人には 後悔 が残る
努力せずに 結果が出ると
人は 傲慢 になる
努力して 結果が出ないと
人には 経験 が残る
努力して 結果が出ると
人は 自信になる」
この言葉をただ贈るのではなく、漢字二文字の部分を空白にして、漢字二文字が入りますとヒントを出して考えさせると、盛り上がる上に多くの生徒を救うことができます。
引用元をご紹介するのが礼儀ですが、うろ覚えで申し訳ありません。
#教育者 #ホームルーム #先生
清掃・投稿状況・挨拶などの乱れ始め、他にも波及させたくないときには
2・6・2の原則は有名ですよね。どんな
集団にも自律して主体的に臨む2割と周りに
流されやすい6割と、周りの足を引っ張る
2割が存在するという理論です。
これはどちらかというとマネージメント
する側がおさえておく価値観として、
扱われがちですが、あえてマネージメント
される側の生徒に投げかけて、悪い風土を
打ち消すという例え話で以下のように発信
してみます。
生き物の世界には2対6対2の法則がある。2つの2は対極をなし、6はどちらか勢力の強いほうになびいていく、というものである。
たとえば、細菌の世界。2割の善玉菌と2割の悪玉菌、そして6割の日和見菌がいる。善玉菌が強いと、6割の日和見菌は善玉菌になびき、8割が善玉菌となる。
これが発酵。(←この二文字を空欄にして、生徒に何が入りそうか発問する)
反対が腐敗。マスコミが「不況だ、不況だ」「うちも大変だ」「うちも不景気だ」国民の8割が大変だ大変だ、というムードになっていく。「2割の善玉菌で居続けよう」「不況がどうした!」と能天気なことを言い続ける覚悟がないと、2割の善玉菌で居続けることは難しい。
例えば、今のクラス。(行事について不満、不安)(毎日学校に来ることが辛い)(清掃をさぼる)周りがどうだろうと、2割の善玉菌でいられるよう努力しよう。
こんな風に投げかけられたら頑張って
くれそうですよね。
#善玉菌 #日和見 #悪い風土を消すには #教育の翻訳家 #正道
リーダーに立候補してもらうために
委員会や日常の清掃のリーダーまで、
様々な役割に長がつくポジションが
ありますよね。
その役割をやりたがる生徒と避けて
通りたい生徒。どうしたら積極的に
動ける生徒を育成できるのでしょうか。
「先生、リーダーって何すれば
良いんですか?
リーダーってめんどくさいですよね??」
例解
Ⅰ リーダー = リーダーシップを発揮して
成果を出す人
リーダーシップ = 対人影響力
つまり、人への影響力を発揮して成果を
上げられるよう努力する人をリーダーと
言います。
そのため、背中で示そうが、人を
支えようが、成果を上げられているので
あれば、どちらのリーダー像も正解です。
でもリーダーは初めからできる人なんて
いません。赤ちゃんを見て、
「あぁこの子は生まれながらの
リーダーだ」なんて思わないですよね。
影響力を身につけるには、人間力を磨いていく
必要があります。
人間力を磨く = 人としての器を広げる
人としての器 = 人との違いを受け入れ
られる器
リーダーに立候補してくれると次の
ような経験を得ることができる。
自分とは違って、いろんな価値観を
持っている人間がいることを経験でき、
それを理解し、受け入れる器を磨き、
他の人を巻き込む経験を得ることで、
人間力を磨く経験を積める。
他の人はリーダーとの意見の食い違い
しか経験できないため、人としての幅を
広げられない。
Ⅱ「自ら機会を作り
機会によって自らを変える」
(リクルートの社是)
まだ迷っている人にはこの言葉を
贈りましょう。できるか、できないか、
ではなく勇気を出して飛び込むことで、
自分で想像もできないような成長を
遂げることができ、その一歩を
踏み出せる人が、仕事も生き生きと
取り組んでいける。難しいことに
挑戦すると、成長できる喜びを
知れるのは、何よりも得がたい財産に
なりますよ。
チャレンジを恐れない生徒を
育成したいですね。
#リーダー #教育の翻訳家 #正道 #チャレンジする人を育てる #リーダーを育てるには